« 計測機器の信頼性! | トップページ | SRXで楽しんでいます! »

2014年7月 5日 (土)

ピストンクリアランス測定!

超絶凄ワザと言うNHKのテレビ番組知っていますか!

時々見ているのですが、今回面白かったので

紹介します。

ネット番組表より

『直径わずか2センチ、1円玉と同じ面積の鉄塔で回り続ける

「奇跡のコマ」を目指す。市販のコマはわずか2秒で転落。

この超難題に挑むのは、人工衛星「だいち2号」

の制御装置を作った「若手宇宙エンジニア」。

そして1万分の1ミリの精度を手作業だけで削る

平均年齢72歳の熟練工軍団

宇宙技術を結集したコマたくみの技が生み出した真円コマ

果たして、落ちずに回り続けることはできるのか!?』

 

結果は、熟練工軍団が1分ぐらいの差を付けて勝利。

18分弱回っていました。

製作のポイントは、コマ本体の材質・軸の材質と形状。

若手宇宙エンジニアは軸にセラミックで形状は球!

熟練工軍団はハイス(この名称が短く詰めた名称とは

知りませんでした)で、針状!

超鋼と言う固い材質(一番固いのはダイヤモンド)ですと

鉄塔台を削ってしまい、コマが動いてしまいます。

また柔らかい材質ですと、軸が減ってしまいます。

そこでハイスが一番良いとのことになったようです。

ハイスは今あまり使用していないようですが、

昔は、ハイスであらゆる形状のバイト(刃物)を

作って加工したものです。

私の父親は、機械加工屋で親戚も母親方の親戚も

機械加工業でした。

父親は、機械加工より営業がうまく、親戚のおじさんには

旋盤の神様と言われた人が何人かいました。

旋盤を工夫してなんでも作っていましたね!

1万分の1ミリはオーバーかもしれませんが、長い経験と

才能があるのでしょうね!

再放送が7日と10日にあるそうなので、興味のある人は

ぜひ、見てください!

 

エンジンオーバーホール時には、必ずクランクシャフトの

振れ・シリンダーとピストンのキズ・ピストンクリアランス・

シリンダーヘッドの漏れ・歪など確認します。

今回は、ピストンクリアランスの測定です。

1  

ピストンクリアランス測定には写真、中シリンダーゲージ・

下マイクロメーターを使用します。

シリンダーゲージを96φ±0に調整します。

2 3  

シリンダー内径の前後・左右の上・中・下の3か所の

計6か所を測定します。

4  

ピストンは、スカート部分下から5~10ミリの所を

測定します。

6  

測定数値は、シリンダーは+0.00~0.04mm以内

ピストンは、96φ-0.06mmでした。

マニアルの公差範囲は、シリンダー内径差限度は0.05mm 

シリンダー内径使用限度は、+0.10mm

ピストンは96φ-0.035~0.085mmですので

シリンダー・ピストンはこのまま使用します。

シリンダーに縦キズがありますので、ペーパーで修正して

ピストンリングは新品に交換します。

5

測定機器が有っても機器の正しい使用方法が分からないと

正確な測定が出来ません、写真のマイクロメーターですが

1目盛り100分の1mmです。

測りようで、100分の3mmぐらいの誤差出てしまいます

正確に測定すること!経験ですね!

 

 

 

|

« 計測機器の信頼性! | トップページ | SRXで楽しんでいます! »

SRX」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 計測機器の信頼性! | トップページ | SRXで楽しんでいます! »